6月から始まったピティナのコンペティション、昨日で終了しました。長い夏でした。
本選の前日、そして全国大会の前日、ともにスランプに陥り、「指が動かない〜」と訴えるSくん。何とか落ち着かせて、当日もずっとレッスン室で改善案を練り続け、時間ギリギリに送り出しました。
私としては、どうにか最後まで弾き切って欲しいと願うばかり。。。そして、演奏後にはこんな笑顔の写真が送られてきました。
わあ、良かった、気分良く弾いてくれたのね!と思うと疲れも吹き飛びました。
そして、夜の結果発表。なんとベスト賞に入賞!素晴らしい精神力。
今年のコンペはS君にとっては追い詰められて、辛い日々が多かったと思います。デュオとソロの全国大会行きの切符を手にできて、それだけでも偉かったですが、入賞のご褒美ももらえて本当に良かったです。昨年のベスト賞よりも思いの深いベスト賞になりましたね。
コンクールに振り回されずに、純粋にピアノが好きな気持ちをずっと持ち続けられた結果の入賞。これからもそのピュアな気持ちを忘れずに、ピアノを弾き続けていって欲しいと思います。
by 上尾の工藤ピアノ教室